67. お墓掃除の日に気づいた「元気なうちに考える」ということ

2025/12/22
67. お墓掃除の日に気づいた「元気なうちに考える」ということ

佐賀のライフオーガナイザー梅野真由美です。


冬至を迎えましたが、昼間はぽかぽか陽気。

年末恒例のお墓掃除に、今年も夫と一緒に行ってきました。


嫁いできた頃は、春夏秋冬ひとりで黙々とやっていたお墓掃除。

ここ数年は夫も一緒に来てくれるようになり、気持ちも作業もずいぶん楽になりました。


片づけて道具をしまっているとき、夫がポツリと

「俺たちの代で、墓じまいも考えないといかんかもしれんな…」

と。


最近、本当によく聞く話です。

子どもたちはそれぞれ独立し、今は離れた場所で暮らしています。

今は何とか維持できていても、この先ずっと同じように続けられるかは分かりません。


ほったらかして荒れてしまうくらいなら、

「いつ・誰が・どうやって管理するのか」を元気なうちに話し合う。

それも、大切な“整理”のひとつだと感じました。


ライフオーガナイザーの仕事は、

モノを減らすことだけではありません。


お墓のこと、家のこと、これからの暮らし方。

「今すぐ答えを出さなくてもいいけど、考えるきっかけをつくる」

それも、私たちの大事な役割です。


最近は

・親の家をどうするか

・実家の管理が負担になってきた

・自分たちが歳を重ねたあとの暮らし


そんなご相談も増えています。




















片づけは、未来の暮らしを楽にするための準備。


元気な今だからこそ、一緒に整理してみませんか?

ひとりで抱えず、誰かと一緒に整理してみるのも、

ひとつの選択肢かもしれません。