佐賀のライフオーガナイザー®の梅野真由美です。
7月のCLO(サーティファイド ライフオーガナイザー®)勉強会に参加しました。
今回の勉強会では、「バウンダリー(境界線)」をテーマに意見交換を行いました。
クライアントとの関係性を築く上で、自分がどこまで関わるのか、どこからは専門職や他者に任せるべきか——その線引きが、プロとして活動していく中でとても重要であることを、あらためて感じる時間となりました。
「線が曖昧だった頃の私」
実は以前の私は、その「境界線」が曖昧なまま現場に立っていたように思います。
クライアントから何かを頼まれると、「できるかもしれない」と思って引き受けたり、「信頼してくださっているから応えなければ」と、必要以上にサービスをしてしまうこともありました。
特に、フレンドリーに接してくださるクライアントさんに対しては、どうしても無下にできない性格で…。
自分の性格を受け入れて、見えてきたこと
でも今は、自分のそうした性分を受け入れたうえで、「本当にクライアントのためになる関わり方とは?」を考えるようになりました。
全部を自分で背負わず、必要に応じて適切な専門家につなぐ。
それが結果的に、クライアントとの信頼関係をより良いものにしていくのだと思えるようになったのです。
勉強会での学び
勉強会の中で、「線のこちら側のことには全力で向き合う。でも、向こう側のことには踏み込まない」という考え方を聞き、すごく腑に落ちました。
そして、その線引きを明確にするためには、あらかじめサービスの範囲を言語化しておくことが大切だということも学びました。
今では、お仕事をお受けする際に「提供するサービス内容」をあらかじめ決めておき、それをしっかり説明したうえで、範囲内でご提案をするようにしています。
そうすることで、自分自身にも余裕が生まれ、無理なく“自分らしいサービス”を提供できると感じています。
気持ちとプロ意識の両立のために
「クライアントの期待に応えたい」と思う気持ちは、とても素敵なこと。
でも、その気持ちとプロとしての判断を両立させるためには、自分の中にしっかりとした境界線を持つことが必要不可欠だと、今回の学びを通じてあらためて感じました。
同じような思いを抱えている方がいたら、ぜひ一度、自分なりのバウンダリーについて考えてみてほしいなと思います。
それはきっと、より良いサービスの提供と、自分自身の健やかな活動の両立につながっていくはずです。
そしてこのバウンダリーという考え方は、仕事上のことに限らず、日常の人間関係にも応用できるのかもしれません。
心地よい関係を築くために、私自身これからも意識し続けていきたいと思います。
片づけkankan
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