佐賀のライフオーガナイザー梅野真由美です。
先週の日曜日は、地域行事が重なり大忙しの1日でした。
地区の公民館の掃除に始まり、お天神様の清掃、そして季節バイトとしてお手伝している仁比山共同乾燥施設の大掃除まで、フル稼働でした。
大変ではありましたが、どれも「やらなくてはいけないこと」と強く意識したわけではなく、自然と体が動いていました。
気がつけば、毎年当たり前のように参加している行事。
もはや「義務」というよりも、習慣になっているのだと思います。
考えなくても動けるって、実はすごいこと
そんなことを思いながらふと感じたのが、「朝起きたら顔を洗う」こととの共通点です。
顔を洗うときに、「よし、今から顔を洗うぞ!」と気合を入れる人って、ほとんどいませんよね。
無意識に洗面所に向かい、何気なくやっている。
それは、行動がすでに“習慣化”されているからです。
だからこそ、疲れていても、時間がなくても、やらないと気持ちが悪い。
この「無意識にできる状態」って、すごくラクなんです。
片づけも、この状態になれたらもっとラクになるのでは?
「片づけなきゃ…」と思いつつ、なかなか動けなかったり、つい後回しにしてしまう。
そんな経験、誰しもあるのではないでしょうか。
でも、もし片づけも「顔を洗うように」できるようになったら、どうでしょう?
きっと、もっと気軽に、自然に、暮らしが整うはずです。
習慣にするための第一歩は「小さく・短く・決まったタイミングで」
いきなり全てを習慣にするのは難しいですが、コツはあります。
たとえば、「毎晩寝る前に5分だけ、ダイニングテーブルの上をリセットする」と決めてみる。
最初のうちは「よし、やろう」と意識して動くことになりますが、それを1週間、2週間と続けていくうちに、「やらないと落ち着かない」状態になっていきます。
この「違和感を覚える」状態が、習慣化の入り口です。
習慣が増えると、暮らしがラクになる
片づけに限らず、掃除・身支度・家計管理など、日々の家事や暮らしの中には「やらなくてはならないこと」がたくさんあります。
でも、その全てを「やろうか、やめようか」と毎回考えていたら、頭も心も疲れてしまいますよね。
だからこそ、無意識にできる行動を増やしていくこと。
それが、毎日をもっと楽に、心地よく過ごすカギになるのだと思います。
おわりに
片づけも、最初は意識して「やるぞ」と動く必要があります。
でも、続けていくことで「やっていて当たり前」になり、気づけば無意識にできるようになる。
その状態こそが、片づけのゴールなのかもしれません。
地域行事が教えてくれた、そんな気づきを今日はシェアさせていただきました。
どなたかのヒントになりますように。
片づけkankan
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