この時の私は、「オレオレ詐欺」だとは全く思っておらず、男性であることは分かったので、雰囲気から夫の友人か義弟のどちらかだと考えました。
そこで、私は「どちら様ですか?」と尋ねました。すると相手は、「どちら様って…」と、明らかに呆れたような口調で言い返してきたのです。←なぜかここは聞こえた
ひるんでいると、相手は高校の同窓会の手紙が届いていないか聞いてきました。
ここで義弟だと思い込んだ私は、届いていないことと、届いたら連絡すると伝えました。
そして、詐欺犯に「風邪がひどいようだから、気をつけないとだめだよ!お大事に」と言って電話を切ったのでした。💦
この話はこれで終わりでは無かったのです。
翌日またかかって来たんです。相変わらず聞き取りにくい状態でしたが、義弟と思い込んでいる私は、まだ同窓会の手紙は届いていないことを伝え、届いたらすぐ連絡するから安心してと言い電話を切ろうとしました。すると、相手は決定的なことを言ったのです。
「母さんはいる?」と。
私は思わず「はっ??」と素っ頓狂な声を出し、同時にガチャっと電話が切れました。
ここで初めてオレオレ詐欺だったんだ!!と気付いたのです。義母は3年前に亡くなっているからです。
これほどオレオレ詐欺に気をつけよう!と叫ばれているのに、なぜ被害が止まらないのか不思議でした。自分は絶対騙されないと高を括っていたのです。
さすがにお金の話が出たら怪しんだと思うけど、相手が息子や孫と思い込んでいる高齢の方が、相手に矢継ぎ早にいろいろまくし立てられたら騙されてしまうかもしれないと感じました。
神埼市で被害にあった方は70代と80代だったそうです。
オレオレ詐欺の現状:神埼市での被害状況、高齢者の被害が多い
今回、神埼市で被害に遭われたのは70代と80代の方だったそうです。ライフオーガナイザー視点での対策
ライフオーガナイザー®として、私はオレオレ詐欺の被害防止に貢献できることがあると考えます。それは、片づけ・整理収納のサポートを通して、高齢者の暮らしを安全に、そして安心して送れるようにすることです。● 高齢者宅の片づけ・整理収納における注意点
・片付けの際には、貴重品の保管場所を見直しましょう。通帳やキャッシュカードは、安易に見える場所に置かず、家族間で共有された安全な場所に保管することが大切です。
● 家族間のコミュニケーションにおけるポイント
・日頃から家族とのコミュニケーションを密にすることも重要です。特に高齢の方とは、電話だけでなく、直接会って話す機会を増やしましょう。些細なことでも相談し合える関係性を築くことが、被害を防ぐ第一歩です。
● オレオレ詐欺の手口と対策
オレオレ詐欺の手口は巧妙化していて、誰でも騙される可能性があります。留守番電話の設定やナンバーディスプレイの利用など、できることから対策を始めましょう。少しでも不審に感じたら、警察や家族に相談することが大切です。
ライフオーガナイザーの役割:被害防止への貢献
まとめ
今回の私の体験が、少しでも皆さんの防犯意識を高めるきっかけになれば嬉しいです。もし、ご自身やご家族がオレオレ詐欺に遭ってしまった場合は、迷わず警察や消費生活センターに相談してください。
【相談窓口】
神埼警察署:0952-52-2141
消費生活センター:0952-25-7093片づけkankan
【55歳からの暮らしをライフオーガナイズ®で応援!】自分らしく暮らすための「思考・空間・時間」を整える
電話番号:090-3734-0537
営業時間: 9:00~18:00
所在地 : 佐賀県神埼市神埼町城原3466-1 有限会社Kanコーポレーション内 事務所概要はこちら