ライフオーガナイザー®の梅野真由美です。
昨日、とても素敵な考え方に出会いました。
広島のライフオーガナイザー®秋山陽子(ようよう)さんがブログで紹介されていた「未来収納」です。
これは、“いつか使うかも”ではなく、“〇年後の自分が見直す”という視点でモノをしまっておく方法。
この考え方をなんと10年も前から実践されていたと知り、驚きました。
片づけをするとき、「いる」か「いらない」かの二択で考えがちですよね。
でも、「未来収納」はそのどちらでもなく、「今は使わないけれど、手放す決断もつかない」モノを、未来の自分に託すという選択肢を与えてくれます。
すぐに結論を出さなくてもいい。
手元に置いておくか、手放すか迷うモノを、いったん未来の自分にゆだねることで、心が軽くなるのです。写真の木の衝立と飾り棚は、義母がずいぶん前に購入したものなのですが、若いころ夫も私も好みではありませんでした。
木の衝立は、玄関に入るとドーンと目の前に置かれていて、かなりのインパクト!
夫は「旅館じゃあるまいし」と、いつもぼやいていました。
飾り棚のほうも、最適な置き場所を見つけられず、いつしか和室の隅へ。
気づけば、ほこりをかぶっていました。
義母が亡くなってから4年近くが経ち、生活を見直してみると、「これ、そんなに悪くないな」と感じるようになりました。
衝立は以前と同じ場所にありますが、最近は夫がぬいぐるみを置いて遊んでいます。
飾り棚はよく目に入る場所へ移動したことで、ちょっとしたパワースポットのような空間になりました。
ようようさんの「未来収納」とは少し違うかもしれませんが、結果的に手放さなくて良かったと思っています。
時間が経つことで、モノの価値や自分の気持ちが変わることを実感しました。
今すぐには決められないモノも、時間を置いてみることで、新しい価値に気づくかもしれません。
そう考えると、片づけは単なる整理整頓ではなく、「過去・現在・未来」をつなぐ作業なのかもしれませんね。
片づけkankan
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